台風13号は今週後半、沖縄付近へ進んだ後の動きが未だはっきりとしません。夏台風特有の複雑な動き、いわゆる迷走台風となる可能性も否定できず、九州へ近づくようなコース計算もゼロではない状態です。引き続き、最新の進路予想に注意が必要です。ここで夏台風特有の動きについてまとめます。
台風の進路を決めるものは主に2つあり、太平洋高気圧と偏西風です。一般的には太平洋高気圧の周りを時計回りにゆっくり西から北寄りに進み、日本付近の偏西風に乗って、速度を上げながら北東方向へ進むことが多いものです。
ただ真夏には偏西風がずっと北側を流れるため、太平洋高気圧の盛衰により台風の進路が決定づけられることが多く、太平洋高気圧が弱まると台風を流す風がほとんどなくなるため、迷走するような状態となります。
あらためて台風13号の予報円をみてみると、今は猛暑や酷暑をもたらしている太平洋高気圧が本州付近で強いため、その南側を西進し、7日(金)頃には沖縄本島付近に達する計算です。ただその頃から本州付近の太平洋高気圧が衰退するため、台風を西進させる風が弱まり、のろのろ進行となりそうです。
偏西風は北海道の北まで北上していますので、台風を流す一般流がかなり弱くなり、東シナ海で複雑な動きをしてもおかしくありません。
台風は自分自身でごくゆっくり北西方向へ進む性質がありますので、今のところ、そのような進路予想だと思われますが、少しでも東へ向かせる力が働けば、九州に近づく可能性もゼロではなく、最新の進路予想に要注意です。