韓国サッカー協会が2011~12年、国際試合を担当した外国人審判らに性的接待を行っていた疑いが浮上し、韓国で波紋が広がっている。問題となった7試合で韓国は5勝2分け。さらにロンドン五輪予選も含まれていたことから、韓国では銅メダル剥奪の可能性まで報じられている。一方、対象となった試合には日本人審判も派遣されており、この問題は韓国国内だけでは収まらない可能性も出てきた。
실명까지 다 깠다 "J리그 재검토".."성적 서비스 수혜" 현직자도 포함 (자막뉴스) / SBS
今後の焦点は、この問題がどこまで国際的に広がるかである。韓国では2012年ロンドン五輪の銅メダル剥奪を懸念する報道も出ている。ただし、問題となったのは本大会ではなくアジア予選で、現時点でIOCが調査に乗り出した事実もない。「剥奪される」と見るのは早計だろう。
一方、日本への波及も考えられる。韓国では、問題となった試合を担当した日本人審判として佐藤隆治氏や西村雄一氏の名前を挙げる報道も出ている。なかでも佐藤氏は現在、JFA審判マネジャーを務め、Jリーグを担当する審判員の指導・管理に携わる立場にある。
ただし、両氏が問題とされる試合を担当したことと、実際に接待を受けたかどうかは別の問題である。現段階で両氏が性的接待を受けたと断定できる事実は確認されていない。
今後、韓国側の調査などによって対象者や具体的な事実関係が明らかになれば、日本サッカー協会も確認や説明を求められる可能性がある。15年前に韓国で起きた問題とはいえ、日本サッカー界にとっても決して対岸の火事とは言い切れない。