この学校に爆弾が落ちた――空襲の過去を知った17歳が自ら戦争を語り継ぐまで #戦争の記憶
「戦争反対」と口にすることがはばかられる。そんな空気すら漂ういまの日本で、過去の戦争と正面から向き合った高校3年生がいる。田口美羽(みはね)さん(17)。プロサッカー選手を目指し、中学生の時に全日本U-15選手権大会などに出場した後、愛媛県今治市の強豪校に進学。ところが、思わぬ病のため、夢への道を閉ざされる。指導者からの励ましで絶望から立ち直った彼女はやがて生徒会長となり、母校に残る戦争の傷痕を知る。太平洋戦争末期に校舎がB29の爆撃に遭い、13歳の女学生らが命を奪われていたのだ。戦争は過去の話ではない。世界でいま同じことが起きている。ほかの生徒がほとんど知らない事実を、どう伝え、何を学ぶべきか。一人の少女の葛藤を取材した。(小田大河)
AIに聞く「太平洋戦争の体験や記憶は、戦後どのように語り継がれてきた?」
戦争の記憶について、主に誰から話を聞いたり学んだりしましたか?