お笑いトリオ「四千頭身」の都築拓紀が、東京都迷惑防止条例違反と暴行の疑いで書類送検されたことがわかった。報道によると、事件があったのは6月下旬の深夜。都内のイベント会場を訪れていた20代女性に対し、顔を触れるような形で押したほか、スカートの上から下半身を触った疑いが持たれているという。
都築は警視庁の任意の調べに対して「とても反省している」と話しているという。所属事務所のワタナベエンターテインメントは、女性への謝罪を表明したうえで、都築を当面の間、謹慎処分とすることを決めた。
四千頭身は、都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大の3人から成るお笑いトリオである。結成当初から、力の抜けた会話の中から笑いを生み出す「脱力系漫才」と呼ばれる芸風で人気を集めた。2010年代後半には、霜降り明星、ハナコ、EXITらとともに「お笑い第七世代」を代表する若手芸人としてテレビ出演が急増した。
今回の都築の謹慎は本人だけの問題では済まない。四千頭身の漫才は、3人それぞれのキャラクターと微妙な会話によって成立している。都築が不在になれば、これまで3人で作ってきたネタをそのまま披露することは難しく、トリオとして予定されていたテレビやイベントの仕事にも影響が出る可能性がある。後藤と石橋が2人で活動を続けるとしても、それは従来の四千頭身とは別の形にならざるを得ない。
今の四千頭身は、第七世代ブームのピークを過ぎ、かつての爆発的な露出とは違う形でそれぞれの立ち位置を模索している時期だった。そんな中で彼らは3人そろって活動することができなくなった。都築がいつどんな形で復帰するのか。そして後藤と石橋がその間をどう乗り越えるのか。今回の事件は、都築個人のキャリアだけでなく、四千頭身というトリオにとっても転機となるだろう。