ドジャースの大谷翔平が18日(日本時間19日)、敵地ロッキーズ戦で今季30号2ランを放ち、2021年から6年連続となる30本塁打に到達した。6季以上連続で30本塁打を記録した打者は、大谷がMLB史上35人目。今季はフィリーズのカイル・シュワバーも6季連続を達成している。だが、ウィリー・メイズやマーク・マグワイアら名だたる強打者は6季で記録が止まった。来季も30本を打てば7季連続となる大谷だが、その前には自身ではどうすることもできない「2027年問題」が待ち受けている。

 長いMLBの歴史で、30本塁打以上を6季以上連続で記録した打者は大谷で35人目。ハーモン・キルブリュー、ウィリー・メイズ、ウィリー・マッコビー、マーク・マグワイアら球史に名を残す伝説的なスラッガーでも、記録は6年連続で止まった。7季以上へ伸ばしたのは24人で、大谷は来季も30本ならハンク・アーロンやミゲル・カブレラらに並ぶ。今季は大谷とシュワバーが6年連続に達し、ピート・アロンソも28本であと2本に迫っている。
 ただ、その2027年は現行の労使協定が2026年12月1日に失効し、サラリーキャップ導入などを巡って球団側と選手会の隔たりが大きい。前回2022年は99日間のロックアウト後も162試合を実施したが、今回は交渉の行方を予断できない。開幕が遅れ、公式戦が削減されれば、30本到達の難度は一気に上がる。コロナ禍で60試合制だった2020年は、メジャー最多でもルーク・ボイトの22本で、30本に到達した打者はいなかった。
 大谷が7年連続を目指す2027年。どれだけ健康で好調を維持しても、自身ではコントロールできない労使交渉が、その記録を左右する最大の壁となる可能性がある。