熊野川の濁流にのまれた両親、唯一の遺品は朱印帳…促された遺族<紀伊水害から15年>直前に四国巡礼結願

2011年の紀伊水害で奈良県十津川村の両親を亡くした葛城市の森光春さん(63)が今夏、母が5度も巡った四国八十八か所霊場を初めてたどり、すべてを回り終える「結願(けちがん)」を達成した。「両親と一緒に回った気持ち。喜んでくれてるかな」。水害から15年となる4日、仏前であらためて両親をしのぶつもりだ。(中井将一郎)

「災害の記憶を教訓に」紀伊半島豪雨15年を前に水害犠牲者の慰霊祭 奈良・十津川村

結納の日に豪雨で娘と妻失う 住民のために奔走続けた元町長がたどり着いた「避難の鉄則」