サッカーW杯はその活躍次第で一人の選手の人生を一変させます。大会前は無名だった初出場のカーボヴェルデのGKヴォジーニャもその一人。40歳の守護神はブラジルの有名インフルエンサーの呼びかけもあって、一気に知名度を高め、大会前には5万に過ぎなかったインスタグラムのフォロワー数は激増し、現在は2837万を数えるまでに。8月にはチリの名門コロコロに移籍し、サポーターからも熱烈な支持を受けていますが、一方でピッチ外ではセレブ故の「有名税」に悩み、英紙オブザーヴァーのインタビューで明かした胸中が話題になっています。
Vozinha gets CRAZY RECEPTION from Colo Colo fans
コロコロはチリ屈指の名門で、1991年にはトヨタカップに南米王者として来日。チリ入りした際には空港でサポーターから盛大な出迎えを受け、お披露目の場ではスタジアムに35000人のサポーターが集いました。ポルトガル2部のシャベス時代の月収10000ドル(157万円)はコロコロで月収25000ドル(390万円)に増加。キャリアだけでなく、待遇面も一変しましたが、一方で待つのは世界的に知名度を高めたアスリートにつきものの「有名税」です。
英紙「オブザーヴァー」は9月26日に「カーボベルデの英雄、ヴォジーニャ『有名になる前の生活の方が良かった』」との見出しでインタビューを掲載。
また「多くの人が有名になり、世間に知られる存在になりたがるが、彼らは良い面しか見ていない。正直に言って、今の生活か以前の生活かを選べるなら、私は以前の生活を選ぶ」とも語っています。
またW杯でアメリカ入りし、話題になったヴォジーニャの両親らも影響を受けており、カーボベルデの自宅に毎日のようにサポーターが押し寄せ、写真撮影やおしゃべりを求めてくるようになったとも。
シンデレラストーリーには「光と影」があることをヴォジーニャが示しています。