国際親善試合のベネズエラ戦は、2-1で日本が勝利した。フレッシュなメンバーをずらりと並べた前半は、ゲームの主導権を握れず、ピンチは少なかったが、チャンスも少なかった。一方で、普段の主力を一気に投入した後半はピンチもあったが、積極的な試合運びで主導権を握り、多くのチャンスを作ってゴールへ迫った。
やはり前後半のパフォーマンスの差、選手の差を指摘する記事は多かった。森保監督は試合前に「これまでのゲームモデルをまずは共有」と言っており、戦い方に変化はない。そのため、慣れて連係も深い主力組と、会って間もないサブ組のパフォーマンスに差があったのは当然と言えば当然だ。
しかも、ベネズエラ監督の試合後の発言によれば、日本のペナルティーエリア内の守備や、マンツーマン守備の弱点を分析した上で臨んだそうだ。つまり、前半のメンバーは連係が深まっていないのに、戦術だけは想定&分析されて臨むという、なかなか厳しい状況だった。鎌田大地らがピッチにいたとはいえ、こうした難条件を踏まえると、前半組も悪くないパフォーマンスだったのではないか。
中2日で挑むエクアドルは、ベネズエラより格上の対戦相手だ。北中米W杯のグループステージではドイツを2-1で破った。日程を踏まえても、日本は主力メンバーを出すだろう。その中でも、ベネズエラ戦に続いて出場を果たすサブ組がいれば、それは森保監督の評価&期待が高まった選手であり、今後の主力入りを予感させる選手だ。