森保ジャパンは1日にキリンカップサッカー2026の準決勝でエクアドル代表と対戦。スコアレスで90分を戦い終え、PK戦(5−4)の末に勝利して決勝に駒を進めている。
エクアドルは好チームだった。その相手に、日本代表が、負けなかったのか、PK戦を含めれば勝ち切ったと言えるのか。内容、結果、ともに評価が難しい試合になったが、その理由を探りたい。

森保ジャパンはエクアドルに勝利した。ただ、この試合の評価というのは、正直、難しい。

エクアドルは守備の強度が高かった。ボールが入ったところへの寄せも速く、中盤の選手もしっかりとプレスバックする。日本が普段なら使える時間と空間を、かなり消していた。

現在の日本代表は、空いているスペースを見つけ、そこを使うことはかなり上手くなっている。ただ、強度の高い相手にスペースを消されたとき、「では、どうやって相手を動かし、新しいスペースを作るのか」という部分には、まだ課題が残っているように見える。

攻撃が上手くいかない試合でも、チーム全体が壊れなかった。焦れてバランスを失うこともなく、0-0のままゲームを維持し、最後はPK戦で勝った。

「負けない」ことと、「ゲームから勝ち方を作る」ことは同じではない。

森保ジャパンは、苦しいゲームを生き残れるチームになってきた。

次の段階は、相手に時間と空間を消されたとき、それでも自分たちからゲームを動かし、勝ち方を作れるかどうかだ。