「目の前に爆弾が落ちた」兄 母の思い受け継ぎ最後の弔いへ #戦争の記憶

広島市の稲垣紘子さん(85)は毎月8日の昼過ぎ、掃除道具をかごに入れ、ピンク色の自転車を走らせる。向かうのは、広島平和記念公園の近くにある、県立広島第二中学校(現・広島観音高校)の慰霊碑だ。被爆して亡くなった生徒や職員354人の氏名が刻まれている。