戦時中、大学で輸血の人体実験 患者に動物の血使用、死亡例も

国内の複数の大学が戦時中、子どもを含む入院患者らに動物の血液などを使い輸血の人体実験をしていたことが8日、分かった。通常の輸血が困難な戦場での応用を意図した実験が多く、死者も出ていた。戦争と医学の問題に詳しい吉中丈志・京都大医学部臨床教授は、実験は治療法開発の側面があったとしつつ「戦争遂行への協力で、非倫理的な人体実験のハードルが下がっていたと考えられる」と指摘する。