多くの建物に残っている発がん物質のアスベスト(石綿)の除去を巡り、日本を除く主要先進国が業者に免許を交付するライセンス制度を設けていることが民間団体の調査で分かった。国内には個人の資格制度はあるが、2日間の講習を受講して試験に合格すれば取得でき、資格の更新は必要ない。行政による評価や監視が行き届きにくいことも課題で、専門家からは手抜き工事への懸念や、国の規制権限の不行使を問う声が上がっている。

「風で粉じんが希釈される」屋外作業者らの“アスベスト”被害救済認めず 東京2陣訴訟でも