8月30日放送のTBS系日曜劇場『VIVANT』第2シーズンの第6話(第16話)に登場したリュウ・ミンシュエン(堺雅人)の台詞「私に嘘はつかないで」が大きな反響を呼んでいる。

同回では、中国諜報組織・シンシーに潜入する警視庁公安部・野崎守(阿部寛)の前に、かつてエージェントとして行動を共にしたリュウが出現。リュウは5年前、愛する野崎に認められたい一心で危険な任務に挑み、命を落としたはずだった。

実は公安とシンシーの二重スパイだったリュウが、野崎の素性について尋問する中で発した言葉が「私に嘘はつかないで」だ。

堺雅人は同作で自衛隊秘密諜報部隊・別班の一員である乃木憂助、彼の中に宿る別人格・F、そしてリュウ・ミンシュエンの3役をここまで演じている。

中でもリュウ役は、振る舞いが妖艶である一方、野崎に対する過剰な愛憎が底知れぬ不気味さを際立たせている。中国語と日本語を使い分ける中で醸し出されるムードとテンションも独特で、目が離せないキャラクターである。

そんなリュウが野崎をビンタしながら絶叫した言葉「私に嘘はつかないで」。

リュウのキャラクター性も相まって強烈なインパクトを残した同台詞は早くもネットミーム化し、SNSユーザーが様々なシチュエーションに当てはめて「私に嘘はつかないで」を使用。

芸人のキンタロー。は9月1日、シンシー幹部のハン・リンシン(宮下今日子)に扮して「私に嘘はつかないで」と怒鳴る動画を投稿。音楽ユニットのMELOGAPPAも「上司の嘘にブチギレてくれるVIVANTのリュウ・ミンシュエンの歌」と題したパロディ曲と動画を投稿し、好評を集めている。

キャッチーで汎用性が高いフレーズに加え、リュウの癖になるキャラクター性もあり、ミーム化している現状も納得できる。2026年の流行語大賞候補と言えるだろう。