『くら寿司』は5日、『ちいかわ』とのコラボキャンペーンを6日から中止し、「お詫びの気持ちを込めて」9月6日と7日の2日間「レジにて全品10%割引いたします」と発表しました。今回の中止は、同社の従業員による不正行為が判明したことによるもので、キャンペーンは9月30日までが予定されていました。

 今回で4回目となる人気企画だった、くら寿司とちいかわのコラボキャンペーンの期間中の中止。それに伴うお詫びの気持ちが「全品10%割引」というのは、果たして消費者に受け入れられるものなのでしょうか。

 今回の一連の騒動について、くら寿司の従業員の方に話を伺ったところ、今回のコラボキャンペーン中止についても発表の前日夜に突然伝えられたとのことで、この割引発表も含めて本部がバタバタと対応に追われている様子が伺えます。

 もちろん騒動をおさめる上で、スピード感も大切なことだとは思いますが、今回のキャンペーンを楽しみにしていた人たちが望んでいるのは、なぜキャンペーンが中止となってしまったのか、その原因と理由を明確にすることであり「10%割引」ではないようにも感じます。

 ましてやこの「お詫びの気持ち」は、くら寿司で新たに飲食をしなければ受け取れません。意地悪な見方をすれば「店に食べに来てくれ」と言っているのに等しく、SNS上でもこの施策に対して不満の声が上がっています。

 さらにSNS上では、キャンペーン中止が決まった5日に、3000円ごとにもらえる「湯呑み」を金額に関係なく配っている店があると投稿されて物議を醸しています。これも湯呑みをもらうためにお金を使った人たちからすれば納得がいかないでしょう。

 全国約550店舗を展開する中で、管理体制の脆さが露呈した今回の騒動。事態の収束には、まだ時間がかかりそうです。