子宮全摘手術でぼうこう裂ける…目覚めると医師が泣きながら「ごめん」 約11時間手術台にいた女性の壮絶闘病

重圧で「適応障害」になった営業時代、療養を経て清掃業へ 「先生、休み明けでボケてへんやろな」――。約10年前、子宮頸(けい)がんを告げられ、子宮の全摘出手術を受けた寺本純さんは、そう笑って振り返る。担当医が前日まで冬休みを取っており、休み明け最初の手術が自分だったからだ。手術で思わぬ事態が起きた。帝王切開歴のある寺本さんは子宮とぼうこうが癒着しており、医師が子宮を取り出そうとしたところ、ぼうこうまで一緒に引っ張られ、裂けてしまった。壮絶な闘病生活の後、職場復帰し、清掃業で独立を果たした。現在は大きな後遺症もなく、生き生きと日々を送っている。適応障害、がん、そして予期せぬ手術中のアクシデント。何度も立ち止まりながらも歩き続け、自分らしく輝ける日々を手にするまでの過程を聞いた。(取材・文=佐藤勇馬)

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