トランプ米大統領は、AIという名称は不正確で洗練を欠くとして「Superior Intelligence」「Extreme Intelligence」「Supreme Intelligence」の3案を示し、自身のSNSで投票を呼びかけました。
トランプ氏はAI開発の減速や規制に否定的で、中国との競争で米国の優位維持を重視しています。
米国だけが開発を遅らせれば中国に追いつかれるおそれがあるとして、AI企業経営者らが求める開発ペースの調整にも反対しています。一方、米国ではAIへの期待より懸念が強まっています。
トランプ大統領は、「Artificial Intelligence」という名称は不正確で洗練を欠くとして、「Superior」「Extreme」「Supreme」を使った名称を提案しました。3案はいずれも「人工」を外し、AIの能力の高さを強調しています。
トランプ氏はAI開発の減速や新たな規制に否定的で、中国との競争で米国の優位維持を重視しています。アモデイ氏らが安全確認のため開発ペースを落とすよう求める中、トランプ氏は、米国だけがAI開発を遅らせれば中国に追いつかれるおそれがあるとして反対しています。
AI名称変更案は正式な政策ではありません。ただ、3案はいずれもAIの能力の高さを前面に出す名称です。AIを新たな規制で開発速度を落とす対象として扱うのではなく、米国の競争力を支える技術として発展させようとする姿勢が表れています。
ただし、名称を変えてもAIの性能や安全上のリスクは変わりません。トランプ氏は、中国とのAI競争で米国の優位を維持するには、AI開発を減速させてはならないと考えています。能力の高さを強調する名称案には、AI開発を続け、米国の技術力を高めたいというトランプ氏の考えが表れています。