原爆で孤児となり「悲しみ深く涙も出ず」…81年間の思い、「父と兄のため」心奮い立たせ初めて手記に

広島への原爆投下から6日で81年。被爆した稲垣和代さん(95)(埼玉県川口市)は父と兄を失い、孤児となった。悲惨な記憶を思い出したくないと口にするのをずっと避けてきたが、息子に背中を押され、今年初めて自身の体験を手記にまとめた。「あんな悲しい体験を誰にもしてほしくない」と願う。(広島総局 岡本与志紀)

原爆投下81年 高まる核リスク 被爆者減る中、広島から平和訴え

戦争の記憶を未来へ伝えるために、どんな取り組みが必要だと思いますか?