大ヒット作の続編で快調に滑り出した『VIVANT』。大半のキャストが続投している中、天才ハッカーのブル―ウォーカーこと太田梨歩だけは飯沼愛から花岡すみれに替わった。飯沼が以前の事務所を退所したことが要因と思われる。

そのブル―ウォーカーは続編最初の回(11話)から、ハッキングで別班を助けて想像以上に活躍していたが、キャラクターまで変わったように感じた。尖っていて強気だったのが、今回はやけに乃木らに従順に見えて。

しかし、その違和感が伏線とも思えるのが『VIVANT』。彼女を巡り様々な考察が飛び交っている。

『VIVANT』は3年ぶりの続編ながら、劇中の時間軸は前期の最終回10話と地続き。その中で11話の太田には小さな違和感を覚えた。従順さもだが、別班の黒須が倒れる映像に顔を両手で多い俯いた。黒須は乃木と共にテントのモニターに拉致されていた太田を救ったが、彼をそこまで心配するほどだったか。

12話では引用記事の通り、カップ麺を食べようとしたり、寝不足でふらついたりも孤高の天才らしくない。そこから二重スパイ説が出た。

さらに、公安の野崎が通信に当たり、太田に顔は出さず声も変えるよう指示。太田は逃亡した元公安の新庄の映像がすぐ見つかり自分で驚く。乃木の前に別班の仲間として現れた長野は太田と不倫関係にあった。

気にすれば気になることが多い中、乃木は太田以上のハッカーが新庄に付いているとは思えないとも言った。それも二重スパイ説の根拠になっている。そして、もうひとつ浮上したのが太田の替え玉説だ。

キャストが替わっただけでなく、今回の太田は前回と実は別人。本物のブル―ウォーカーが裏で動いている…という。この見立てなら飯沼がまた登場するだろう。考察というには荒いが、事務所退所が関係なかったサプライズとなれば、喜ばしくはある。