韓国で犬肉禁止前「最後の夏」 伝統の味惜しむ高齢客、価値観異なる若者との分断

韓国では伝統的に一年で最も暑い時期に、夏バテを防ぎスタミナがつく滋養食を食べる「ポンナル(伏日)」という風習がある。だが2027年2月の食用犬肉販売全面禁止を前に、伝統料理「ポシンタン(補身湯)」は終わりを迎えようとしている。かつて取引の中心地だったモラン(牡丹)市場では、需要低下によりすでに多くの店舗が転業した。伝統を惜しむ高齢客が残る一方、若者の価値観の変化や国際的イメージを背景に廃止を認める声も広がっており、法律の完全施行を待たずしてこの食文化は確実に廃れつつある。

ソウルの補養食店に逆風、猛暑と食材高騰で客減る…最後の伏日迎えた犬肉料理店も閑散