トクリュウのスマホ遠隔解析へ 警察庁有識者会議が提言骨子公表
匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)による犯罪対策を検討する警察庁の有識者会議(座長・川出敏裕東大大学院教授)は2日、匿流が使うスマートフォンから通信アプリの内容を取得する「遠隔解析」の早期導入を柱とする提言の骨子をまとめた。憲法が保障する「通信の秘密」との整合性が課題となるが、裁判所の令状取得などを前提として「通信の秘密などに制約が生じても、やむを得ない範囲にとどまる」と提言した。警察庁は有識者会議が近くまとめる報告書を受け、遠隔解析を可能にする規定を盛り込んだ警察官職務執行法の改正案を国会に早期に提出する方針。
犯罪予防で「通信の秘密」制限? 匿流スマホ情報を令状で遠隔取得へ